衛星TV 入門

国内外の衛星からのあらゆるTVの受信
”衛星TV”
衛星から送られてくるTVはBSやスカパーだけではありません
外国のテレビ、伝送、SNG…等ノンスクランブルのTVだけでも
結構な数がありそれらが衛星TVです


最近はインターネットでも外国のTVを觀ることができますが
衛星から直接受信するとインターネットのように画面が止まったり
しないし画質も良いのが特徴です
ネットでは見れない局が受信出来る場合もあります(逆もあるが…)


受信にはそれぞれの衛星に対応した
パラボラアンテナと放送方式のチューナーが必要

一番大変なのはパラボラアンテナです
価格も高いし立てる場所も問題

衛星によってはBS並の小さいアンテナで済む事もありますが
一般にアンテナは大きくなります



外国のテレビ

どんなテレビが見えるのか

見えるチャンネルは日々変化していますので
衛星テレビの情報サイトで調べるのがベストです
このような所とか(LyngSat)
http://www.lyngsat.com/asia.html
このようなところ(AsiaTVRO)
http://www.asiatvro.com/index.html

LyngSatは全世界の衛星TVを一覧にしています
最も利用しやすい情報サイトでしょう
AsiaTVROは中国語ですがリスト(接収参数)は
中国語が判らなくても見ればほぼ判ります
中国語のTVの情報は早いです


主な国別の受信状況

韓国
韓国自前の衛星やNSS、INTELSAT衛星等で受信可能
ですがノンスクランブルは少ない
韓国の衛星で多チャンネル放送がありますが殆ど
スクランブルがかかっています

中国
中国自前の複数の衛星から沢山のチャンネルが出ており
ノンスクランブルも多くあります

台湾
複数の衛星から沢山のチャンネルが出ていますが
ほとんどがスクランブルです

タイ
タイの衛星から沢山のチャンネルが出ています
ノンスクランブルが多くあります

インド
チャンネル数は多いのですが日本で受信可能な
ものは衛星の変更によって少なくなりました

その他のアジア
ほとんどの国で1から数チャンネルが受信できます

ロシア
ロシアの衛星等複数の衛星から多くのチャンネルが
出ていますがスクランブルもかなりあります

中近東方面
ほとんどの国で1チャンネル程度が見えます

アフリカ
北アフリカの国々で数チャンネル見えますが
その他はほとんど受信出来ません

ヨーロッパ
主な国で1チャンネル程度見えます

アメリカ
VOAや宗教のチャンネルは見えますが
3大ネットワーク等の国内局は受信出来ません

中南米
ほとんどの国が受信出来ません
この方面はネットで見るしかないです



受信に必要な機材

入手
一般の電気店では売ってませんので
ネット販売等で購入します
「外国衛星」「海外衛星」「サテライトチューナー」
「LNB」等の単語で検索すれば販売店が見つかります

必要なもの
アンテナ、コンバータ、同軸ケーブル
チューナー、テレビ
基本的な仕組みはBS等と同じです

アンテナ
どこのチャンネルを見るのかによって必要な
大きさが変わってきます
可能な限り大きなアンテナを立てて置くと
受信したいチャンネルが変わっても対応出来ます
通常個人宅では4~5m程度が最大でしょう

こういったアンテナはBSアンテナ等のように
コンバータがセットになっていませんので
別に購入します
なおコンバータはLNBやLNBFなどと呼ばれています
LNBはフィードホンと別で

フィードホンとLNB

LNBFがフィードホン一体型

一体型

最近は一体型が多くなっています
これはKuバンド用の例ですがCバンド用
もフィードホンが大きいが同様な構造です

これは一例です
コンバータにはモーターで偏波を変えるものや
電圧で偏波を変えるもの
両方の偏波が同時に出力出来るもの等あります
良く使われているのは電圧で偏波を変えるものです
他にCとKuバンドが合体したものもあります

チューナー
見たいチャンネルの方式に合わせた物が必要です
全ての方式に対応した物は無いようですが
最新のハイビジョン対応チューナーならSD画質の
チャンネルも受信可能ですし多くのチャンネルの
受信に使えます

テレビ
詳細
チューナーが日本の方式に対応していれば
普通のテレビがそのまま使えます
ただし
チューナー出荷時に日本の方式に設定されてない
場合は設定画面が見えない事もあるので注意








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