主な改良点

4mアンテナ移設を機に改良を施しました
主な改良点は
1.仰角可変部
2.LNB選択部
3.方向表示
4.AZモーター


仰角可変部の変更


変更前の欠点

1.仰角可変によって重心が大きく移動する
仰角0度付近では回転台の端に重さがかかる

2.仰角50度付近ではモーターにかかる荷重が重くなる

変更前の利点

1.頑丈である
支点が低い所にあるので強度があります
台風時でも普通に使用出来ました


変更後

重心の移動が少なくバランスも良いので
回転台とモーターにかかる荷重が少なくなったので
ギアの破損等の心配が少なくなり安心して動かせる
ようになりました



LNB選択部の改良

前のモーターはギア部にどうしても雨水が入り
サビで動かなくなるし、重いので
モーターを別の物に取り替えました
変更後は小型のローテータを使いました

それでスペースに余裕が出来たので
CとKuバンドLNBを2つ、マイクロ波帯ログペリアンテナ
の合計4つを付けて選択出来るようにしました

どのLNBが選択されているかを確認するのには
モニターカメラで(水中カメラ)で行います



方向表示

ポーラーマウントなら方向表示はなくても使えますが
このアンテナは水平と仰角可変(AZ-EL)方式なので
どの方向に向いているか表示する物が絶対に必要です
表示にはてっとり早く簡単なモニターカメラを使っています

仰角表示は角度を見るスラントルールという物を
モニターカメラで写す物に変更しました

方位(AZ)は今までのモニターカメラを使用
しかし
カメラが内部でくもっている上に、映像が切れて勝手に
直るという現象が出たので
新たに方位を見るモニターカメラを予備に設置しました



方位(AZ)モーターの変更

モーターの騒音が非常に大きく回転数も遅いので
別のアンテナから外して交換しました
減速ギアは今まで物を使用
4mの回転台にワイヤーをかけて回しています

静かになりました
深夜でも回せます

回転数も適当な速さで使い易い
今までは西の端から東の端までアンテナを回すのに
10分位かかっていました