スーパーラドアンテナ2号機
製作


長波帯の超小型版の製作記事です


材料購入
150mm塩ビパイプと銅シート
塩ビパイプは外径が165mmあります
HCで2mの切り売りを買いました



内径は152mm位ありました
ぴったり150mmではないのです



銅シート貼り
糊付きが楽です


半田付け
導電を良くする為に部分的にハンダを
バーナーを使い付けました
バーナーだとすばやく(2~3秒)ハンダ付けできます
熱を加えると銅板が浮いてくるので木片で押えます



コイル巻き
コイルの線は1.6mmφ単線
(600Vビニル絶縁電線)


巻き終わり
残り物の線だったのでちょっと少ないです
30分位で巻けました
ここまで約1時間
塩ビパイプはそのまま使えますので作業が早いです


テスト
3ターンのリンクコイルを付けて受信
ループアンテナ用の同調回路で
68kHz~960kHz程度に同調がとれました


リンクコイルは本体コイルの下部の下側よりも
本体コイルに重ねる方が感度が少し良いようです



テスト
この状態でも受信出来ますが
コイルやシリンダが草に触れると感度が低下します


50cm位以上2m位まで持ち上げても余り変わらない
上げるなら周りの建物や木より高くしないと効果がない?



1号と2号機
これだけ大きさが違うのに感度は
ほんの少ししか変わらない(211kHz)

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数日間試してみた結果
感度は211kHzのNDBは余り変わらないが
100kHzのロランではSレベルが3程度
68.5kHzのBPCではSレベルが4程度低い
164kHzのモンゴルもだいぶ低いように思います
長波帯でこのサイズは小さ過ぎです



アンテナ台に吊るしてみた
211kHzのNDBはまずますの状態で受信できたが
長波放送は全く良くない
ループアンテナをここに吊るした時には割りと
良く受信出来ていたのに何故だろう
ラドは周りに金属等があるとダメなのかな

ここは家から離れていてテレビのノイズが
少なくいい場所なのに…



家の南側に置いてみた
211kHzのNDBはちょっと弱い
夜間に164kHzのモンゴルを試してみたが
SA7000に比べると弱くてダメでした