PERSEUSで長波を受信



PERSEUS(ペルセウス)は
PC接続型の10kHz~30MHzイタリア製受信機
12万前後で国内でも販売しています
(2010.8現在)




長波放送帯からVLF帯まで混変調等は無くて良く聴こえます
感度も40kHz以下はAR7030より良い
でも受信音がノイズっぽいですね
ある程度強い信号はきれいに聴こえますが
弱い信号は聴こえているのですが雑音が混じります

長波特有の空電ノイズはかなり軽減できて
その分聴き易いようです

スペアナ機能
なんといってもこのスペアナが凄いです

電波が丸見えです(笑)
中央の黄色い線が受信している周波数
波形上でダブルクリックすると受信できます



スペアナ部分はこのように変える事も出来ます
VLF帯受信ではおなじみの機能です
JJYやBPCの信号が見えています



PCからノイズが入りますのでアンテナは屋外に
立てないとまともには受信出来ないでしょう




AC電源の無い所で使う

PERSEUSはUSB接続ですが消費電流が大きいので
ACアダプタを使っています
100Vの無い所で使う為には電源を確保しなければいけない
そこで簡単な電池を使う方法を考えました


注意:
この方法はPERSEUSを壊す恐れがあります
失敗して壊しても当方は一切責任は持ちません
もっと安全な三端子レギュレータを使う方法をお勧めします


単一アルカリ電池4本で6Vにして
整流用ダイオードを入れて5V近くに電圧を落とす
方法で作りました


ケースは不要になった別の物の流用です



このようにして使う
電池は単一4本x2(並列)
電圧計を繋いで監視

ダイオードは6Aの整流用
新品電池でPERSEUSを使用するとダイオード1個で
電圧が5.3V位になり問題なく動きました
ダイオード2個直列では5V以下になり
動きますが良くないと思います

電圧が5.1~5.2V程度が安全ゾーンです
5.3Vはイエローゾーンですね
5.5Vを越えると壊れるおそれがあります
5.0V以下では動作不安定になるおそれあり

PERSEUSを起動してない時は0.1V程度電圧が高くなります

ダイオードで電圧を下げる方法は
消費電流によって電圧が変わるので不向きです



つづき
移動受信他