即身仏
そくしんぶつ
SOKUSINBUTU

白霊山で清らかな結界を張っていた白心上人のこと。
28巻 暗闇の中

「即身仏」とは、厳しい修行を行いながら肉体をミイラ化するお坊
さんのこと。
即身仏になるための修行は、木の実などで命を繋ぎながら体の脂肪や水分などをなくす木食修行(もくじきしゅぎょう)をして、次に地面に穴を掘って空気穴だけを外に通して埋まり、断食をしながら鐘をならし死ぬまでお経を読み続ける土中入定(どちゅうにゅうじょう)をする。
そうして3年3ヶ月経って掘り出されミイラになる。
なお、即身仏になることは明治時代に禁止になったので現在は誰もいない。