紫外撮影とカメラ
花の紫外写真は紫外(UV)透過フィルターを付けて撮ります
--改造してないカメラ--
紫外線や赤外線が写ると写真の色が悪くなるので
写らないようにカメラ内部にフィルターが入っている為に
紫外線の感度が悪いのが普通ですが
中には意外と写るカメラもあります
どのカメラが良く写るかは実際に写してみないと判らない
今まで試したカメラで紫外線の感度が一番良かったのは
ケータイのW33SA2
W33SA2
U360という紫外透過フィルターを切って
カバーと共に両面テープで貼り付けてある
カバーはホームセンターで見つけた金具
このカメラで撮った紫外写真
可視光では見えない暗い模様(ネクターガイド)が写っています
手持ち、オートフォーカス、露出もオート
このように大きい花だと結構きれいに稀に撮れます
このようにきれいに撮れるのは少ないのが難点
--改造カメラ--
カメラ内部の紫外、赤外カットフィルターを取り除いたもの
外したフィルター
このフィルターを外すと紫外~可視光~赤外線まで写るようになる
改造は、自分で外すか業者に外してもらいます。
改造したカメラを売っているところもあります。
いずれもネットで探せば見つかります
紫外線の感度が上がります(カメラにより差がある)
しかし、赤外線の感度もすごく上がるので
フィルターに赤外漏れがあると赤外写真のようになってしまう
これを避ける為に赤外カットフィルターを重ねて使ったりします
夜間や屋内などで紫外ライトを点けて撮る場合は
赤外漏れはあっても問題ありません
現在使っているNEX-5Rの改造品は紫外線の感度が良く
花の紫外写真が動画でも撮れます