望遠鏡で回折格子を使う
天体望遠鏡で星のスペクトルを撮る実験
カメラのマウント内に回折格子を入れてみる
シートの回折格子をマウント内に収まる大きさに切ります
レンズの接点の所はカットするとカメラのレンズも使える
(天体望遠鏡ではカットの必要ない)
後は望遠鏡に付けて普通の直焦点撮影と同じ方法で撮ります
回折格子を素通りした星像の両側にスペクトルが
見えるのでスペクトルが画面に入るようにします
スペクトルは線状に見えます
幅のあるスペクトルを得るには
望遠鏡を固定(赤道儀を止める)すればよい
星は動いているので30秒程度でこの写真の
ような幅のあるスペクトルが得られます
フォーマルハウトという明るい恒星を写してみました
星の左側
星の右側
(実際は上下になりますが)
簡単に写真が撮れますが
解像度が悪く吸収線はほとんど見えません