天体用フィルターで地上の風景を撮る

RGB割当を操作して赤や黄や緑の木や
あり得ない色の写真を作ってみるコーナー

撮影方法
フィルターを付けて撮影したモノクロ画像を
画像処理ソフトでカラーにしました
RGBにどの画像を割当るかで色が変わります



RGBにSⅡ-Hα-OⅢ画像を割当
かなり普通のカラー写真に近い


RGBにIR807-IR685-U画像を割当
手前の木(杉)が銀杏みたいだ


RGBにOⅢ-UV-U画像を割当
緑がキレイだ


RGBにUV-U-OⅢ画像を割当
資源探査衛星の画像風

撮影機材
レンズ:天体望遠鏡GINJI-300FN
カメラ:QSI583
フィルター:バーダーHα、U、OⅢ、SⅡ、IR685他
2012.12



上と同じ場所をC11+HyperStarで
近赤外三色分解撮影



アストロドンNIR123フィルター

自然光は赤外三色分解しても色彩に乏しい


水銀灯下
C11+HyperStar
QSI583


かなり緑っぽく写ります


水銀灯が緑色なのに植物は赤く写っています


普通の写真に近い
蛍光灯下が明るく写っています(上の中程)


昼間と変わらない色調


デジ一眼(KissX3)でやってみた
C11+HyperStar







上記の画像からカラーにしたもの

HyperStarでは左右反転しているので元に戻しています
少し色の悪い普通の写真ってとこですね


L(ルミナンス)フィルター
通常のカラー写真と同等


クリアフィルター
紫外も赤外もカットしてない状態


アイダスLPS-V4フィルター
地上の風景はやや色が悪いが(補正でほぼ直る)
天体写真では色バランスの崩れは少ない
バーダーの各フィルターとはピント位置が違います
(この写真はピントがズレたまま)