近赤外三色分解撮影

Astrodon NIR123
フィルターによるカラー


NIRフィルター
1.25インチ(31.7mm)4枚組
可視光カット赤外透過のLフィルターが付いている
バーダーのフィルターより厚く厚みが9.8mm位ある
外径はツルツルなのでねじ込みにくい



NIR三色分解フィルターで赤外フィルターを撮ってみた


可視光(Lフィルター)で撮影
IR685だけが少し透けて見えます
他は真っ黒で背景は見えません


NIR1(可視光に一番近いフィルター)で撮影
SR72、IR685、NIRルミナンスと
フジの不明フィルターが透けて見える



NIR2で撮影
IR807も透けて見えるようになった
フジの不明フィルターは完全に透けた



NIR3で撮影
IR96がほんの少し透けて見える
フジの不明フィルターは存在が判らない位に透けて見える








普通のRGBカラー


SⅡ、Hα、OⅢフィルターによるカラー


地上の風景は
NIRフィルターで近赤外を三色に分解しても
それぞれの画像の差が少ないようで
色再現性が乏しく普通の赤外写真の
モノクロと大差ないです


2012年12月15日HyperStar入手




可視光風の写真を撮る

赤外光を発するランプ3種を点灯して
NIRフィルターで撮影したモノクロ画像を
RGBカラー写真にしたものです


左奥に青く光ってるのは赤色LEDで
近赤外光も出ているのでNIR1フィルターで
明るく反応しています
左側から明るく光っているのは豆球(白熱タイプ)
で赤外光全域の光が出ているので白いです
右側からは赤外線LEDを点灯
こちらはNIR3フィルターで明るく写るので
写真では赤く光って見えます


一見すると普通のカラー写真みたいです


夜景
QSI583/4x4/120s
70mm
月無し、弱い雨



L画像にIR685を使った近赤外三色分解


L画像にIR685を使って
NIR1とNIR3を逆にしたLRGB合成


上の写真に写っている範囲を可視光で撮ったもの

中央やや左の細長い屋根は何か材質が変わっているようで
NIR2とNIR3フィルターでは他に比較して暗く写っています



天体


近赤外三色分解撮影
馬頭星雲付近


普通のRGBカラー


近赤外三色分解撮影
M42


普通のRGBカラー








工事中