望遠鏡 とカメラの取付

銀河や星雲、星団等の撮影の場合

シュミットカセグレイン望遠鏡は焦点が長いので
通常はレデューサーを付けて写します
レデューサーは焦点距離が約0.6倍に短縮されますので
明るくなり暗い銀河や星雲が写り易くなります
又、赤道儀の追尾精度の悪さをカバーします



①レデューサー
②Tアダプター
③カメラマウント


レデューサーは焦点距離を短縮するレンズ
片方が望遠鏡にねじ込みます

Tアダプターは
レデューサーとカメラマウントを
つなぐアダプターです

カメラマウントはキャノン(EOS)のカメラにTアダプターを
付けるアダプターです
このカメラマウントを別のカメラ用に換えると
他社のカメラも使えますが、有名メーカーの
カメラ用以外は入手困難な場合があります

カメラはレンズが外せる一眼レフでないと
この撮影方法は出来ません



①②③をカメラに付けた状態


眼視用のアイピース

カメラのファインダーやライブビューは暗い
天体は見えないので目標を見つけるのに必要


直角プリズムを付けた状態でレデューサーの後ろに
付けると
カメラのピント位置とほぼ同じになり使い易い
下側のはカメラのレンズカバーを改造したもの
これはカメラマウントの後ろに付けると同じピント位置になります