目盛環の製作

自作赤道儀は自動導入じゃありませんので
目盛環が必要です

赤経目盛

赤経18h 20m 等という星の座標を表す目盛です
1~24(0)の24目盛が時(h)
分(m)は時計と同じ目盛

赤経目盛は極軸に付けますが
組立てた後ですので軸に付ける事が出来ませんので
半分に分割した状態で作り極軸に付けました

直径30cmの円盤ですので幅15cmの桐板を
買ってきて半円に切り合わせて円にします

厚みが欲しいので板を3枚ボンドで貼り合わせました



ボンドで貼り合わせ中

ボンドが乾くのに1日位かかります
乾いたら円形に仮止めして中心の穴を開けます

次に
形を整えペンキを塗り
文字を書き入れました


赤道儀に付けた赤経目盛環



赤経目盛環は手で回せて
勝手に回らない程度の硬さが必要

目盛の書き込みは円形に合わせた状態で
側面で24分割すれば簡単

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焦点距離が長い為に目標に合わせるのに時間がかかる
そこで目盛環を改良しました
新しい目盛環は直径80cm


曲げています

フラットバーを鉄筋を曲げる工具で円形に曲げます
板に円を描き合わせながら曲げました


目盛を刻印

円を描いた板で目盛を書き
それをフラットバーに写して
リューターにダイヤモンドカッターを付け
目盛の線を刻印しました
刻みこむと消える心配がないのでgood


刻印した目盛

最小10分目盛です
5分目盛も入れようかと思ったが大変なので止めた



目盛環は手で回ります
4箇所で支えてあります




補助目盛板

10分より小さい目盛はこの磁石の板に
書いた目盛を貼付け読みます






赤緯目盛環

こちらは以前の目盛環を使用





磁石で留めてあるだけです

磁気センサーが狂うので磁石は避けたいのですが…