家でメッキ

メッキというと何か難しそうだけど
意外と簡単に出来たりします

トイレ掃除に使うサンポールを水で5倍程度に薄めて
その中にメッキする物を吊るして電流を流します



電源はDC3V程度が良いようです
乾電池が使えます
沢山のメッキをする場合は電源を用意した方がいいでしょう

メッキする物がマイナス(ー)
原材料側がプラス(+)

液の中に吊るす電線は原材料側は腐食しますので
太い物を使用します
ステンレスでも腐食しました
メッキ側は細くても問題ないです(メッキが付きます)

原材料はメッキの元になる金属で
これが少しずつ溶けてメッキする物に付きます

銅や亜鉛の板や棒の切れ端等が使えます
この試しには10cm位の銅パイプの切れ端を使いました


それではメッキしてみよう
銅メッキに挑戦


開始から2時間位で少しメッキが付き始めた



原材料を吊るしていたステンレスの針金が溶けて切れる



4時間位で銅メッキが出来ました

左はメッキ前、右がメッキした物

きれいに磨いてないとメッキが付きにくい
ペンキ等が残っているとメッキが付かない

メッキは薄いので地金の細かい傷も目立ちます
きれいな光沢を出したい場合はピカピカに磨いておきます

原材料を吊るす電線は溶けるので太い物を使うか
電線の接続部を液面より上に出します
メッキする方は溶けないので細くてもよい

閉めきった部屋でメッキをすると匂いがこもるので注意
というかサンポール液が臭い



アルミメッキは出来ない



アルミメッキを試してみましたがダメでした

銅メッキをした後の液を使ったので
銅の成分が付着しました
メッキをした金属の成分が液に溶け込んでいます



真鍮メッキ



銅とアルミメッキを試した液を使用した為か
一晩メッキをしたのに余り真鍮らしくない

同じ液で違う金属のメッキをするのは避けるべきです

電池の減りも早い
一晩で単一アルカリ電池が空になります

ACから電源をとる物をトランス(2V、0.5A)とダイオード
コンデンサーで作りましたが容量不足でダメでした。
0.5Aでは容量不足で電圧が下がってしまいます